執事歌劇団公演に行ってきた

※ネタバレを含みます。ご注意下さい


自分の推し百合野さんが主演、雰囲気も好みだったので行ってきました。

舞台は月のお屋敷。そこに新しく百合野さん演じるアナナスが入ってくるところからはじまります。
アナナスはとてもまっすぐで、純真で、百合野さんにぴったりなキャラクター。他のキャラクターもそれぞれぴったりで面白かったです。
他の公演と比べると、複数回見た方が楽しめる構成になっていたり、(※オープニングはある意味エンディング)ショッキングな展開があったり、色々な解釈ができたりと(※私にはバッドエンドにしか見えませんでした)、今までの公演のイメージで見ると好みが分かれるのかなぁ。でも、好きな人は絶対好きだと思います。私はこの公演が一番好きです。
設定資料集があると、キャラクターが何故あの台詞を言ったのか?あの台詞はどういうことなのか?が一発で解決します。
あと、これまでの舞台ではお嬢様という存在は「そこにいるけど見えない」ものだったのですが、それを逆手にとった設定が面白かったです。だからこそのあの悲劇。

その後、運良く今月は環さんと伊織さんが担当だったのですが、環さんから聞いた解釈と伊織さんから聞いた解釈が違っていて、それもまた面白かったです。環さんはハッピーエンド、伊織さんはバッドエンドの解釈でした。
あと、百合野さんにもちょこっと話ができたのですが、とあるアナナスに関するエピソードが百合野さんの実際にあったできごとが重なっていて、あっ………って思いました。それも計算していて作っていたのならすごい。そして残酷。

でもやっぱり、尺が足りない。
その後のアナナスが環さんが言うようなハッピーエンドになるのか、伊織さんが言うようなバッドエンドになるのか…。そこも知りたかった。

とりあえず、アフターイベントを楽しみに生きようと思います。