個人的に渡辺麻友さんについて考えたこと

古参なわけでもなく、お金を死ぬほど注いだわけでもないし、単推しでもないけれど、まゆゆには思い入れがある。何故か家にはCDがあって、写真集があって、ソロライブには冠婚葬祭以外は行った。
1ライトファンなんですけど、つらつら語っていこうと思います。
本当の麻友ヲタが読むと多分違和感たっぷりだと思います。AKBをちょっとかじった程度の一般人が気持ち悪く語っていると思ってください。



最初は可愛い顔をして毒舌を吐く女の子、というイメージだった。先輩にも容赦なかったし、らぶまゆが好きでそこを重視していたからかよくらぶたんに毒吐いていた印象がある。
アニメ好きなキテレツな面も面白かった。
キラキラ選抜様というよりも、二次元好きなメンバーとひっそり固まっているのがまゆゆだった。
「どんな女の子でもアイドルになれる」というのがAKB48だと勝手に思っているので、ある意味自分の中でAKB48を象徴する人物はまゆゆだった。
アイドルなのに、アニメのキャラに対して、公共の電波で意味不明な言葉を発しながら愛を語る。
そんなところが好きだった。

そしてそれと同時に、メディアでは汚いところを徹底的に隠しアイドルに徹するところが好きだった。
自分が描くアイドル像、ファンが期待するアイドル像を崩さなかった。散々いじられていたけれど、前髪ひとつも死ぬほど拘っていた。その情熱が好きだった。

アニメ好きキテレツキャラに共感しつつ、アイドルに対して情熱を持っていたところが好きだった。

でも、多分、あっちゃん卒業前後に次期エースだと言われはじめて、野心を前以上にむき出しになってから変わった、と思う。
運営が、ファンが、もしかしたら世間も期待する、国民的アイドルAKB48の顔になるために変わった、と思う。
象徴的だったけれど好みが分かれるハーフツインをやめて、癖のない誰からも好かれる正統派アイドルになった。(と思う)

でも、まゆゆが表に出る頃には、汚さを表に出すことができて言いたいことを何でも言えるアイドルが指示される時代になって、正統派アイドルは時代遅れになってしまった。
それでも、まゆゆは正統派アイドルをやめなかった。時代遅れでも。
アイドルだって恋愛はするという風潮の中で誰でも奥底にあって信じたい正統派アイドルでいて、かつ、遠くに行き過ぎない、一般にも受け入れられるアイドルでいてくれた。

でも、正統派アイドルまゆゆはキテレツキャラをゼロにしなかった。ポムポムプリンに対する愛は深い。ソロのカップリングでは正統派アイドルだけじゃないまゆゆの好きなダウナーな世界観が見られた。
何かに対して深い愛を注ぐところは変わらない。



まゆゆの描く世界観が好きで、渡辺麻友が持つ世界観が好きだから、私はまゆゆが好きなのかもしれません。

AKBの顔になるために、アイドルであるために情熱を注ぎ、自分の信じた道をしっかり歩き、好きなものに対して全力な女性は私の知る限り渡辺麻友だけです。